POI データは arowmap とは別のファイルで提供しています。そのため、POI データを SDK から使うには二つのデータを結合する作業が必要です。
ここでは、SDK に同梱している arowmap を用いて使い方を説明します。(実行環境は Mac)
手順1 実行場所の準備
- arow-sdk.zip を展開し、arow-sdk/MapPackage.zip を展開します
- MapPackage/README.md の内容にしたがって事前設定を行います
- 利用ファイルの置き場として、source, result というフォルダを作成します
手順2 POI データの準備
今回はコンビニのデータを利用します。
- poi-jp-all.zip を展開します
- poidatas/convenience_store.json を source フォルダに配置します
手順3 arowmap の準備
- ArowSDK.unitypackage をダブルクリックで展開して Unity プロジェクトにインポートします
- Assets/StreamingAssets/ にある shibuya.arowmap を先程の source フォルダに配置します
手順4 実行
POI データとの結合には AddPoiToArowMap というコマンドを利用します。コマンドの詳細は MapPackage/README.md を参照してください。
$ cd MapPackage
$ make -f Makefile_for_mac build
$ ./ArowMapTools/bin/Release/netcoreapp2.1/osx-x64/publish/ArowMapTools -m AddPoiToArowMap -i source/shibuya.arowmap -a source/convenience_store.json -o result/shibuya.arowmap
このコマンドにより、result フォルダに POI データを含んだ arowmap が生成されます。
手順5 確認
POI データは、ArowMapObjectModel.BuildingDataModels の該当する建物データに含まれます。
今回作成したファイルを Assets/StreamingAssets/shibuya.arowmap へ上書きすることで、プログラムから確認することが可能です。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。